内蔵ドライブに対するバックアップについて加筆しました(140227)。
PC: バックアップを組もう(Robocopyミラー)


2012年07月09日(月)

頭を悩ませてきたバックアップだが、MyDocをUSBにミラーすることにした。価格との釣り合いで32GB。Dropboxは嫌。TrueCryptで暗号化。USBにめいっぱいの仮想ドライブを作り、パスかける。PCにマウント→Robocopy(ミラー)→PC休止のバッチ作る。posted at 09:39:42

一日の仕事終りにUSB挿してバッチ実行。パスワード入力でマウント、ミラー、休止実行。ストロングなパスでUSB無くしても怖くない。USBにトラベラーツール入れとけば他PCでもマウントしてファイル開ける。同時両死は確率低かろう。あとでまとめる。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1158truecrypt/truecrypt.html
posted at 09:02:55

持ち運ぶノートパソコンのバックアップの仕組みについて
頭を悩ませていたのですが、
結局、USBにミラーすることにしました。

要件は以下。
・My Documentsをミラー。
・USB紛失した際に漏洩しないように暗号化
・挫折しないように簡単操作
・パス入れたら休止まで自動処理

保存先はUSB3.0の32GBメモリ。1500円ほど。
安物なのでそれほど書き込み速度は出てないです。

使用例はこんな感じ。M:\がUSBメモリ。N:\が暗号化された領域。
tc1


(1)暗号化・パスワード付ボリュームの作成

暗号化にはTrueCryptをインストールして使う。ここ参考。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1158truecrypt/truecrypt.html

[Create an encrypted file container]を選択し、
USB内に暗号化ボリュームを作ります。サイズはめいっぱい。28GBでした。

[Standard TrueCrypt volume]選びます。
暗号化などデフォルトのものを。
パスワードは強力なものを使います。単語や規則性のあるものは避けて。

USB内に拡張子無しのでっかいファイルが作成されます。
このファイルをTrueCryptを使って、
仮想ドライブとしてマウントして利用します。
例では、USBメモリがM:\、仮想ドライブがN:\です。
(あらかじめM:\のドライブレターは指定しています)
http://enjoypcblog.blog32.fc2.com/blog-entry-354.html



(2)ミラージョブの作成

さて、次にバックアップのためのミラーバッチを作ります。
メモ帳でMIRROR.batなど、適当な名前で.batファイルを作ります。デスクトップとかに。
中身は以下4行。適宜書き換えて下さい。Win7の例です。

“C:\Program Files\TrueCrypt\TrueCrypt.exe” /q background /lN /m rm /v “M:\volume\volume”
“C:\Windows\System32\Robocopy.exe” C:\Users\hoge\Documents N:\ /MIR /MT:4
“C:\Program Files\TrueCrypt\TrueCrypt.exe” /q /d
“C:\Windows\system32\rundll32.exe” powrprof.dll,SetSuspendState

1行目はTrueCryptで、暗号化されたボリュームをマウントしています。
でっかい暗号化ファイルは”M:\volume\volume”に保存されています。
(ファイルは拡張子なしのvolumeという名前です)
この行を実行すると、パスワード入力のダイアログが開きます。
パスワードが通ると、N:\に暗号化ボリュームがマウントされます。

2行目はRobocopy.exeでhogeユーザーのマイドキュメントを
N:\にミラーしています。

3行目はTrueCryptで暗号化されたボリュームをアンマウントしています。

4行目はPCを休止状態にしています。
休止が無効な場合は、シャットダウンでも良いです。

一日の作業の終りに、USB挿して、MIRROR.batを実行、
パスワード入れればバックアップが走り、コンピュータの電源も切れる、という感じです。


(3)トラベラーディスクのインストール

出先の他のPCでも、USBを開けるようにしておきます。

TrueCryptには、出先で簡単にマウントできるように、
トラベラーディスクというツールが提供されています。

TrueCryptの[Tools] より [Traveler Disk Setup]を選択します。
保存先を指定されるので、USBの刺さっているM:\を選択します。

あとは適当に。[Create]で
M:\ に 「TrueCrypt」フォルダが作成されます。

この中の「TrueCrypt.exe」で暗号化ボリュームをマウントできます。

ちなみにUSBを抜く際は、先に暗号化ボリュームの
N:\をアンマウントする必要があります。
N:\のマウント中はタスクトレイにTrueCryptが開いています。
右クリックして [Dismount N:] を選択し、アンマウントします。
また[Exit] で、タスクトレイのTrueCryptを終了して、ようやく
USBの取り出しを行うことができます。
(上の手順を踏まないと、USBが使用中で取り外せません)


(4)作成例

例として、フォルダ構成を。私のこんな感じ。USBのM:\ボリューム。
tc

autorun.infの中身はこんだけ。
[autorun]
label=MIRROR
icon=volume\TrueCrypt.exe

ラベルとアイコンを指定してるだけ。
Windows7ではUSBのオートランは走りませんので。

mount ショートカットの中身はこれ。
M:\volume\TrueCrypt.exe /q background /lN /m rm /v “volume\volume”

volumeフォルダのTrueCrypt.exeを叩いて
マウントを実行します。

これ押すと、パスワードを求める画面が出て、
暗号化ボリュームがマウントされます

volumeフォルダの中身は以下。
トラベラーディスクの中身と、暗号化ボリュームのでかいファイル。
tc3


以上! 今のところ、うまく動いています。
挫折し続けてきたバックアップですが、
こんどこそ、続けられそう?です。